Dr. K

気の赴くままに書きます

【由無し事】教育とか

先日、Facebookを見ていたら某予備校教師が授業中にキレている動画を見つけ、視聴しました。高二の授業らしく、生徒の授業に対する態度が気に入らなかったのか相当キレていました。この先生のことを知らなかったので不快な気分になりました。しかし、コメント欄には擁護する声が多かったため驚きました。

もちろん私はその先生にお世話になっていないので客観的に動画を見たのですが、当事者になってこんなこと言われたらトラウマになってしまうと思いました。高二であれば、部活もあったり学校行事もあり、なかなか時間通りに来れないことも想像できます。特に、高校なんかは人間関係も難しい頃で、大嫌いな表現ですが”空気を読む"ことができないと省かれてしまうことは必須です。しかし、授業の時間を削って公開処刑のようなことが行われていることに唖然としました。高校になって予備校や塾に親から行かされることは少ないと思うので、しょうがない理由があると思います。同じような説教を講師室でもできるのか甚だ疑問です。なぜ、遅れてきてしまったりするのか、ということを個別に聞いたりすることが大事なのではないかと思います。自分の高校時代の塾事情がどうだったかよく思い出せません。いきたいといったと思います。部活を最優先していた高校時代でした。その頃の話はまた別に書きたいと思います。高校時代にはどうしても自分ではどうにもできない理由があると思います。

その動画の中では”愛情”という言葉を使っていました。人それぞれの”愛情”があると思います。その中でも押し付けがましい愛情は、押し付けられた側としてはありがた迷惑です。実際に、その状況下にあった自分からするとプレッシャーにしか感じず、話の通じない人種はこうなのだろうと思いました。自分の思い通りにならないとイライラしてくるタイプの人たちです。もう逃げるしかないと思いました。こんな状況をうまく描いている絵本にその頃ちょうど出会うことができました。子供には少し早いと思いますが、「にげてさがして(ヨシタケシンスケ)」です。大人向けの本な気がします。

上に立つ人たちは、想像力を膨らませて言葉を選んだり、行動を選択して欲しいです。もし自分も上の立場になることがあれば反面教師として、後進の教育をしたいと思います。

 

 

にげてさがして

にげてさがして

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