【資格】AI実装検定A級
先日AI実装検定A級を受けたので、その感想を書きたいと思います。
AI実装検定とは
そもそもAI実装検定とは何かというと、
"AI実装検定は、AI実装検定実行委員会が実施するAIに関する資格試験である。AIを100万人が学ぶことを目的として設立された。
オンライン受験(自宅受験)、多肢選択式である。AI実装検定(A級)は1時間で60問、AI実装検定(S級)は1時間で50問出題されており、試験中にテキストの閲覧やインターネットを通じた検索を行うことは禁止されていない。"(wikiより)
2020年からはじまったできたてほやほやの資格なので過去問や参考書がないため、サイトに掲載されているシラバスや例題をたよりに勉強をするしかありません。(おすすめの講習ということでしょうかいされているのものもあったのですが、5万円ということで断念)
自分は非エンジニアなため、Pythonも全く分からないため勉強は苦労しました。
シラバス
AI 20題
ディープラーニングの基本構造であるニューラルネットワークの基礎的な構造の理解を問います。
・入力層と出力層
・Weight
・順伝播の計算
・行列の掛け算
・バイアス項の導入
・sigmoid関数
・正解値の導入
・二乗和誤差
・誤差の微分
・誤差逆伝播法
・連鎖律
・偏微分
・アダマール積
プログラミング 20題
ディープラーニングの実装においてデファクトスタンダードであるPythonと、数値計算をするための各種ライブラリの実装知識を問います。
・Numpy
・Pandas
・Matplotlib
・Seaborn
・Sciket-learn
数学 20題
ディープラーニングで頻出する数学の内容について、計算が出来るかを問います。高校数学の内容ですが、ごく一部大学数学が入ります。
・集合と確率
-和集合と共通部分 -絶対補と相対補 -ベイズ確率-条件付き確率
・数列と行列
-ニューラルネットワークの基本的なネットワークの記載に必要な数式の読解力を問う
・関数と微分
-ニューラルネットワークの連鎖率で使われる数式の読解力を問う
受けてみて
勉強するのが嫌すぎてまったく勉強をしていませんでした。以前に受けたG検定の知識とこれまでの数学の知識に縋って乗り切ろうとしてました。
14:00から試験開始でした。自宅で受けました。
1時間で60問なので単純計算で1問1分。G検定の時も時間がなくて最後に慌てたのでスタートダッシュをきろうと決意。
文章と問題と選択肢4つが一ページに表示される。文章は読まなくても問題文と選択肢をみて解答できる。
まずは、行列に関する問題が数問。大学で学んだことを思い出しながら解く。逆行列ってなんだっけ。。。ノルムってなんだっけ。。。10問くらい解いたところで、家にある関数電卓と紙を引っ張り出し、しっかり計算し始める。←はじめから準備しとけばよかった。
ベン図、条件付き確率、確率、少し時間がかかってしまった。。。
Pythonの問題。
コードの穴埋め問題。
シグモイド関数、Numpy、Pandasモジュール。やっぱりPythonはほぼ扱ったことがないので、雰囲気で解答し始める。時間に少し余裕がありそうなので、訳がわからないものはググる。←デュアルディスプレイに感謝。
Matplotlib、scikit-learn。irisデータの処理。「教師あり」に関する問題とわかっていてもコードはわからない。
Pythonゾーンを抜けてから、重みや平均二乗誤差などAIに関する問題。
G検定の知識が活かされた。とはいいつつ、行列や偏微分を用いる問題なのでAIの知識というより数学。なんとか時間内に全問解いて、不安な問題に立ち戻る。
ぐぐりながら選んだ解答が正解かを精査する。
そうこうしている間に、14:58になっていることに気づくも間違い探しに必死。時計を見ると15:00になっていて、慌てて解答を提出をクリック。前のページに戻るボタンを押し終了。
終了後にも白紙の問題を見ることができて、しっかり提出できたか不安になる。。。
10分間は問題を見ることができたが、そのあとは閲覧できず。
もう一回問題を見たら提出取り消しとかじゃないといいけど。。。
合格率が7~8割なので受かっていたいが、Pythonが足を引っ張った気がする。。
分野別で正答率が低いと落ちるのであればダメだと思う。。。
一週間くらいで結果が来るそうなので、ソワソワしながら待つ。
次は、Python3エンジニア認定基礎試験とPython3エンジニア認定データ分析試験の勉強をしようと思う。受験料が高い。。。
今月末にももう一つ資格試験と来月にも申し込んだので、今回のようにならぬようしっかり勉強して望みたい。
AI実装検定でご質問がある方は連絡ください。答えられる範囲でお答えいたします。